活動報告 - 最新エントリー


◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・1月の作品の紹介
・1月の兼題は、「新年全般」です。


関口 静安 
・のんびりと日向ぼっこの猫二匹

俵木 陶光 
・谺して神の森より初鴉

長岡 帰山
・盃の中に鶴亀お元日

中邑 雅子 
・初凧を得てけふの空大いなる

堀 秀堂 
・賀状には写真の姉妹仲良けれ

峯岸 まこと 
・初晴の三保の松原富士真白

芳村 翡翠 
・ふるさとの枯露柿(ころがき)飾る祝ひ膳

小林 美絵子 
・乙女子はみな白鳥の化身なの

坂井 百合子 
・空っ風厄吹き飛ばせ神詣

山下 天真
 ・朝酒も朝湯もありて年始め

村林 小枝子 
・初電話つまづかぬやう気をつけて

安西 円覚 
・小正月妻の煙草をうとみけり

浦田 久 
・屠蘇を受け未来を描く年男

岡村 一道 
・億万長者になる夢破れ去年今年

片山 朝陽 
・駿馬をば駆りて登らん初富士へ

五井 夢
・燕尾服ペンギン年始を闊歩する



◆<私の一句>            

  「初釜や懐紙の上の鶴の舞」
    坂井 百合子

 今年も無事、初釜の行事を終えた。と言っても、私は着物を着て(着せてもらって)座っているだけであり、準備やお点前をなさる先生は大変である。
 例年一月の第二か第三の週末、お茶の先生のご自宅に集まり、先生のお点前でお濃茶と主菓子(おもがし)を社中の方たちと一緒にいただき、新年を祝い、また、今年一年の皆の健康と活躍を願う。
 皆で飲みまわすお濃茶のお茶碗は、亀がうずくまっている形をモチーフにした、上から見ると柔らかな六角形で内側に金の塗りがなされている「亀」と、鶴が羽を広げた形をモチーフにした、柔らかな五角形で銀の塗りがなされている「鶴」の二つである。今年私は、「鶴」のお茶碗でお濃茶をいただいた。そのお濃茶のまわってくる前にいただくのが、主菓子である。これも例年通り、鶴の形をした練り切り(※)である。鶴が背中に首をまわした姿の、かわいらしい和菓子である。その鶴の菓子が人数分入れられた縁高(ふちだか:重箱型の塗の菓子器)がまわってくるので、自分の前に来たら、鶴をひとつ自分の懐紙に移して、縁高をお隣へ送る。
 ひとつのお茶碗でお濃茶を三口づつ飲みまわし、同じ鶴のお菓子をいただく。お茶室は華やかで和やかな空気に満たされる。
 その後着物姿の御一行はバスに乗って吉祥寺に場所を移し、お食事会となる。
 相変わらず着付けを美容室でやってもらっているのは、とうとう私一人となってしまった。社中の、私よりだいぶ若い彼女たちも皆自分で着付けが出来る。エステやネイルに一度も行ったことがない私にとって、きれいに着付けてもらい髪をアップにしてもらうことは、年に一度の自分へのご褒美であり、ゲン担ぎでもあるからよいのだ、と自分に都合よく言い訳をし続けている。43歳まだまだ、である。

※練り切りは、白餡に求肥(ぎゅうひ)やツクネイモを混ぜて練った生菓子。

 

 
◆次回の定例句会は、2月14日(土)午後1時30分〜3時45分
                 於 久我山会館     
 兼題は「春隣」・「当季雑詠」で3句です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

支部ゴルフコンペ (H26/10/29)

カテゴリ : 
ゴルフ同好会
執筆 : 
h-yamanaka 2015-1-2 10:40
入間カントリークラブで、杉並区支部のゴルフコンペを開催しました。

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カラオケ同好会 (H26/12/6)

カテゴリ : 
カラオケ同好会
執筆 : 
m-sakai 2015-1-1 10:20
カラオケ同好会を、平成26年12月6日に、阿佐ヶ谷の「庄屋」で開催しました。
歌くことは得意ですが、ホームページに書き込むのは、どうも・・・。
ご容赦ください。

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カラオケ同好会 (H26/8/2)

カテゴリ : 
カラオケ同好会
執筆 : 
m-sakai 2015-1-1 10:00
カラオケ同好会の会長を、前任の木村一昭さんから引き継ぎました。
第1回を、平成26年8月2日に、阿佐ヶ谷の「庄屋」で開催しました。
リーズナブルで、使いやすい会場だとわかりました。
しばらくは、年2回程度の開催から始めたいと思います。

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◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・12月の作品の紹介
・12月の兼題は、「小春」・「大根」です。


五井 夢
・大根の肌なまめかしぶり大根

関口 静安 
・小春日やシベリア便の鳥が着く

俵木 陶光 
・カステラのごとき小春の午後となる

長岡 帰山
・小春日や間のびして打つ鳩時計

中邑 雅子 
・小春日やみな傷負ひし者ばかり

堀 秀堂 
・遊覧船デッキ楽しむ小春かな

峯岸 まこと 
・大根積む猫車押す媼かな

芳村 翡翠 
・ぶり大根大皿に盛り芋焼酎

小林 美絵子 
・懐しき旅館に姉と小春凪

坂井 百合子 
・大根と柚子との旨さ限りなし

山下 天真 
・国宝展待つ群衆の小春かな

村林 小枝子 
・大根や線切り輪切り銀杏切り

安西 円覚 
・煮大根気温は正に八度以下

浦田 久 
・天を突く大根おどりの応援団

岡村 一道 
・車夫の声雷門の小春かな

片山 朝陽 
・大根抜く傘寿の力試さるる




◆<私の一句>            

  「五月雨や銀座結びに帯締めて」
小林 美絵子

幼い頃からお正月は着物を着せてもらうのが常だった。嬉しくて仕方がなかった。母が縫ってくれた着物は、手まりの柄や色とりどりの花や御所車、藍色のウール、ピンクの羽織・・・。今もその柄をはっきり思い出すことができる。大人になってからもお正月は母に着物を着せてもらっていた。時には母の黒地の帯を締めてもらい、20代の私は粋な雰囲気が出せないだろうかと頑張ったりもした。いくつ位からだろうか。いつの間にか仕事も忙しくなり、お正月も家にいないことも増え、着物を着なくなっていった。
昨年、母が残した着物を着てみたいと思い着付け教室に通った。
もうすっかり着物から離れ、教わったはずの帯など結べるはずもなく。一から習い何とか一人で着られるようになった。鏡の前で悪戦苦闘する私に、「ここはこうしてね」「こうすると着崩れないのよ」ちょっとしたコツを教えてくれていた母の声が聞こえてくる。「そう、それでいいのよ。」きれいに着られると褒めてくれる声がするようだ。                      私、しっかり帯締めて生きていく!
 
 「白露や死んでいく日も帯締めて」三橋鷹女

 


 

 
◆次回の定例句会は、1月10日(土)午後1時30分〜4時
                 於 高井戸地域区民センター     
 兼題は「新年雑詠」3句です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
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