活動報告 - 俳句同好会  (H.22.9.11)  No.7

俳句同好会  (H.22.9.11)  No.7

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2010-9-16 23:31
◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時から4時まで、主として久我山会館で開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を2〜3名ずつ紹介いたします。


◆9月の作品の紹介
◎9月の兼題は、三日月、夜長、鵯(ひよ・ひよどり)です。


◎芳村翡翠

・珈琲の香り立ちたつ夜長かな

・半眼の黙考破る鵯(ひよ)の声

・三日月に腰かけている風来坊


◎肥田浩一

・ひよの群去るや木の葉のささやける

・モルヒネの切れたる子規の長き夜

・三日月や荒れし足尾の町暗し


◎安西円覚

・温泉に四度つかるや長き夜

・ひよどりの暴走族が海渡り

・湯につかる猿の頭上に三日の月


◆俳句クイズ
<前回の正解>は次の通りです。

・七夕やまだ指折つて句をつくる(秋元不死男)

いつまでもいつも八月十五日(綾部仁喜)

・残暑とはかかる日のこと庭を掃く(星野立子)


<今月の俳句クイズ>
アンダーラインの三つの中から一つ選んで下さい。作者の気持ちになってどうぞ。正解は次回で。


・コスモスを離れし蝶に空広し谿深し中也の詩
(水原秋桜子)

遊女屋の理科室の二丁目の使はぬ部屋の秋の暮(松本たかし)

・生きてあることのうれしき芋煮会秋祭新酒かな (吉井勇)

<早く知りたい方は、片山、安西(光)、俵木まで>

◆次回の句会は、10月9日(土)午後1時半より4時

会場は、久我山会館和室です。

兼題は、秋風・秋の川(海)・芒です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 片山恵夫(俳句会事務局長)まで 042−675−9449

文責・俳句同好会会長 俵木敏光(陶光)

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