活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.6.7.13)  No.166

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.6.7.13)  No.166

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2024-7-15 13:00


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・7月の作品の紹介

・7月の兼題は、「吊橋」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚


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・吊橋に立ちて日傘を廻しをり  富安 風生  
・河鹿鳴く夜の釣橋を人来たる  水原 秋桜子
・小吊橋わが来て踏めば霧のふる 松本 たかし
・下界霞めり吊橋が竪琴となり  鷹羽 狩行
・ハンカチをたたむ後や大吊橋  永島 靖子
・吊橋を渡る夕立の濡らせしを  大野 林火
    
                                                                  
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芳村 翡翠

・吊橋に獣の匂い残りけり

安西 円覚

・吊り橋の大瑠璃鳴けり我を見て

堀 秀堂

・納涼舟工場夜景を定番と


中邑 雅子

・揺れ揺れて吊橋の向こう霧の中


小林 美絵子

・吊り橋たわんたわん白日傘


坂井 百合子

・日の丸を背負ひてあまた雲の峰


山路 久美子

・いつの間に刈られて更地竹煮草


吉野 かおる

・物言わぬ慰礼の塔や蝉時雨

荻須 節子

・路地裏の盥の中の金魚かな


森 美奈子

・吊り橋の飛沫で濡れる冬帽子


高橋 洋子

・湿気取り入れ替え終えて胡瓜揉む


上田 幸恵

・吊り橋を渡る夏山秘宝有り


関口 静安

・吊り橋でいざ渡らんと川結ぶ





◆次回の定例句会は、8月10日(土)13時〜15時40分                                                 
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「日焼」・「当季雑詠」で3句提出



◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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