活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.6.5.11) No.164
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・5月の作品の紹介
・5月の兼題は、「新茶」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・新茶汲むや終りの雫汲みわけて 杉田 久女
・まだ会はぬ人より新茶届きけり 村越 化石
・夕映えて海女とらへをり新茶売 石田 波郷
・日輪と新茶の小さき壺一つ 成田 千空
・新茶して声のきれいな女絵師 青山 久女
・二滴一滴そして一滴新茶かな 鷹羽 狩行
・走り茶の針のこぼれの二三本 石田 勝彦
・波もまた引けば古ぶよ古茶新茶 大谷 弘志
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岡村 一道
・純喫茶新茶入れます団子付き
芳村 翡翠
・古茶新茶交じりてよし夏の宵
安西 円覚
・駿河宿先ずは一杯新茶かな
堀 秀堂
・幸せの新茶の行く先茶人宅
中邑 雅子
・新茶汲むややこしい話はあとにして
小林 美絵子
・額の文豪皆若し蟇の家
坂井 百合子
・新茶の香心待ちする齢かな
山路 久美子
・五月闇点り続けし「手術中」
吉野 かおる
・新茶の香友はもてなし上手なり
荻須 節子
・オロナイン切傷に塗る昭和の日
森 美奈子
・田を返す人を目で追う北狐
高橋 洋子
・柿若葉一粒の雨の迷い道
関口 静安
・宇治狭山新茶取りもつ縁なりて
五井 夢
・窓ひとり閉め開け明け染み八十八夜
◆次回の定例句会は、6月8日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「万緑」・「当季雑詠」で3句提出(5月より3句になります)
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654