活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.6.4.13) No.163
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・4月の作品の紹介
・4月の兼題は、「山笑ふ」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・故郷やどちらを見ても山笑ふ 正岡 子規
・安曇野の真中に立てば山笑ふ 藤田 湘子
・かづら橋渡れぬ一人山笑ふ 稲畑 汀子
・山笑ふみづうみ笑ひ返しけり 大串 章
・山笑ふ後ろに富士の聳えつつ 島谷 征良
・朝日にも夕日にも山笑ひけり 岩淵喜代子
・妙義嶺のまこと武骨に笑ひけり 土屋 秀穂
・山笑ふ雲が遊びに来てをりぬ 小坂 順子
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岡村 一道
・レジャーシート広げ花なき花見かな
芳村 翡翠
・箱根山いの一番に笑ひけり
安西 円覚
・おむすびの中の昆布や山笑ふ
堀 秀堂
・鳥も見る早朝体操山笑ふ
中邑 雅子
・山笑ふ周囲の山を従へて
小林 美絵子
・山笑うノープランなる生きること
坂井 百合子
・我もまた青人草や山笑ふ
山路 久美子
・子らの声腹に抱へて山笑ふ
吉野 かおる
・湖に航跡走り山笑う
荻須 節子
・琴弾く外国人や桜蕊
森 美奈子
・鐘霞む日に名物にならびおり
高橋 洋子
・青信号走り行く背に桜舞ふ
上田 幸恵
・乗っ込みを狙う釣り人山笑ふ
関口 静安
・風光る彼岸はすでに咲き濡れて
五井 夢
・花つ風マスク舞い落つ空は流れて
◆次回の定例句会は、5月11日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「新茶」・「当季雑詠」で3句提出(5月より3句になります)
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654