活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.12.9) No.159
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・12月の作品の紹介
・12月の兼題は、「神の留守」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・藪原に風こもるなり神の留守 橋本 鶏二
・神の留守立山雪をつけにけり 前田 普羅
・神留守の素焼の肌のうすじめり 辻 美奈子
・鳩に餌を撒いて帰りぬ留守詣 柏原 眠雨
・二の節を指輪通らず神の留守 小檜山繁子
・箒目のおろそかならず神の留守 松田 美子
・国道を竹曳いてゆく神の留守 岸野 曜二
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岡村 一道
・金継ぎの曲線光る冬日かな
芳村 翡翠
・峯の神旅立ちたまふ雲ならむ
安西 円覚
・暁に鶏夕に山羊鳴く神の留守
堀 秀堂
・神の留守祝詞変わらぬ地鎮式
中邑 雅子
・風に揺れ絵馬の声する神の留守
小林 美絵子
・俯瞰して見つめる街や神の留守
坂井 百合子
・時雨止み錦の山の吐息かな
山路 久美子
・潮騒ひと人声聞こゆ神の留守
吉野 かおる
・表札は取り外されし神の留守
荻須 節子
・緑青の吹いた硬貨や神の留守
森 美奈子
・境内の不夜城ごとく酉の市
五井 夢
・神の留守突如華咲く枯尾花
高橋 洋子
・湯たんぽに足乗せて打つスマホかな
関口 静安
・テレビにて神楽を眺め大和魂
◆次回の定例句会は、1月13日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「正月一切」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654