活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.9.9) No.156
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・9月の作品の紹介
・9月の兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・老人と子供と多し秋祭 高浜 虚子
・年よりが四五人酔へり秋祭 前田 普羅
・夜の雲は海に集まる秋祭 対馬 康子
・石段のはじめは地べた秋祭 三橋 敏雄
・群山の幸を余さず秋祭 藤田 湘子
・挨拶にしわぶき一つ在祭 宇多 喜代子
・鉄道は永遠に通らず在祭 櫂 未知子
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岡村 一道
・魂の零れて咲けり曼珠沙華
芳村 翡翠
・四五人の酔いがもつれる秋祭
安西 円覚
・梨六個それぞれ違ふ顔を持ち
堀 秀堂
・秋祭阿波の踊りのやゆ続く
中邑 雅子
・神輿ゆれて始まる相図秋祭
小林 美絵子
・ささにしきのパンとたこ焼き秋祭
坂井 百合子
・ママ友のみな子離れし秋祭
山路 久美子
・東京の灯の底の船遊び
吉野 かおる
・掴み取るウイニングボール天高し
荻須 節子
・枝豆にチーズを添えて白ワイン
森 美奈子
・指先を耳朶で冷ますや衣被
五井 夢
・海越えてひびく囃子に狂ひ舞ふ
菊池 幸
・古傷の痛みは今も鰯雲
高橋 洋子
・空高しビルを横切る尾翼かな
◆次回の定例句会は、10月14日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「猪(ゐのしし)」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654