活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.8.12) No.155
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・8月の作品の紹介
・8月の兼題は、「天の川」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・荒海や佐渡に横たふ天の川 芭蕉
・銀河より聞かむエホバのひとりごと 阿波野青畝
・海の門や二尾に落つる天の川 山口 誓子
・天の川礁のごとく妻子ねて 飴山 實
・天の川わたるお多福豆一列 加藤 楸邨
・遠く病めば銀河は長し清瀬村 石田 波郷
・眠るたび父は銀河に近づきぬ 櫂 未知子
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岡村 一道
・息詰まる街百日紅大笑い
芳村 翡翠
・終列車みな駅に入りて天の川
安西 円覚
・卓袱台も時に文机夜の秋
堀 秀堂
・核のゴミ天の川で洗いたし
中邑 雅子
・天球の海よりこよひ星生まる
小林 美絵子
・天の川めく欅並木の細き空
坂井 百合子
・きらきらの一つとならん天の川
山路 久美子
・白桃や桃の形に掌
吉野 かおる
・水害の町に掛りし天の川
荻須 節子
・二戸にはユタと仲間の銀河かな
森 美奈子
・天の川お伽話も星の数
五井 夢
・天の川無限の命煌々と
菊池 幸
・限りある命黙して花芙蓉
高橋 洋子
・師の米寿語り尽くせぬ夏座敷
関口 静安
・天の川看護を受けて床の身に
◆次回の定例句会は、9月9日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654