活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.7.8)  No.154

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.7.8)  No.154

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2023-7-17 13:29


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・7月の作品の紹介

・7月の兼題は、「竹一切」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・これほどに軽きものなし竹落葉   右城 暮石
・竹落葉踏んで五尺の身の軽く    伊丹 三樹彦
・竹落葉時のひとひらづつ散れり   細見 綾子
・竹皮を脱ぎ月光をまとひをり    小林 康治
・竹皮を脱ぐ物書きて暮れしなり   大野 林火
・いつかむかしの青空今年竹     友岡 子郷
・若竹や鞭の如くに五六本      川端 茅舎 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・昼顔の眠そうに咲き俳友(とも)逝けり


芳村 翡翠

・ひとふしを脱ぎ捨ててみる竹の皮


安西 円覚

・酒控へ筍飯を待つ木椅子


堀 秀堂

・椎茸や酢豚の中で美味くなる


中邑 雅子

・たかんなを抱え直して峠道

 
小林 美絵子

・星降るふる七夕竹のしなるほど


坂井 百合子

・先生が隣にいない夏帽子

山路 久美子

・智恵子恋ふ安達太良の峰若葉風


吉野 かおる

・夏夕焼け回転木馬の音の止み


森 美奈子
平日の昼飲み上々梅雨晴間

五井 夢
すすり泣く窶(やつ)せし聖ぞ白木蓮

菊池 幸
青鳩や鳩寿祝いて彼方へと

高橋 洋子
行く人の輪に舞ひてなほ百日紅

関口 静安
平林寺熊笹も有り竹も有り




◆次回の定例句会は、8月12日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「天の川」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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