活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.5.13) No.152
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・5月の作品の紹介
・5月の兼題は、「初夏」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・初夏や蝶に眼やれば近き山 原 石鼎
・初夏の山立ちめぐり四方に風 水原 秋桜子
・海から無電うなずき歩む初夏の鳩 西東 三鬼
・初夏の一日一日と庭のさま 星野 立子
・初夏の波を好めり高波を 藤後 左右
・夏きざす屋上に飼ふ兎にも 児玉 輝代
・制服はかたまりやすく夏きざす 鷹羽 狩行
・初夏に開く郵便切手ほどの窓 有馬 朗人
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俵木 陶光
・窓あけて手をかざしたる夏始め
岡村 一道
・群れ蝶のごと咲き初め花水木
芳村 翡翠
・甲板の風に吹かれて夏はじまる
安西 円覚
・初夏やフライパンには目玉焼
堀 秀堂
・初夏の神官多忙海山に
中邑 雅子
・初夏や英語教室に登録す
小林 美絵子
・初夏のドレッドヘアのリボンぴょん
坂井 百合子
・子らの出て我はひとりや夏始め
山路 久美子
・初夏や電車の音も風に乗り
吉野 かおる
・夏に入り駅にお店に電子音
萩須 節子
・蚊柱や脛叩きつつ読経聞く
五井 夢
・地に咲き舞える五月八日のマスクかな
菊池 幸
・尾瀬ヶ原雲湧き出でて初夏の風
◆次回の定例句会は、6月10日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「鰻(うなぎ)」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654