活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.3.11) No.150
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・3月の作品の紹介
・3月の兼題は、「踏青」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・とこしへの病躯なれども青き踏む 川端茅舎
・踏青や古き石階あるばかり 高浜 虚子
・天平の仏にまみえ青き踏む 石原 八束
・ジーパンに詰め込む肢体青き踏む 能村登四郎
・青き踏むより踏みたきは川の艶 斎藤 玄
・踏青やひとりを佳しと思ふまで 柴田佐知子
・かるがると子を抱きあげて青き踏む 伊藤 トキノ
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俵木 陶光
・どこまでも青空の中青き踏む
岡村 一道
・仏壇の信女の横に紙雛
芳村 翡翠
・踏青の暮れて祈りの人となり
安西 円覚
・遠き舟近き舟あり東風吹けり
堀 秀堂
・青を踏み金時茶屋の飯めざす
中邑 雅子
・踏青や光あふれるところまで
小林 美絵子
・微笑みは原初のことば桜貝
坂井 百合子
・わたしにはわたしの幸せ青き踏む
菊池 幸
・踏青の蹠くすぐる強さかな
山路 久美子
・光り満つ赤子を胸に青き踏む
吉野 かおる
・うりずんやウチナーグチの学芸会
高橋 洋子
・雛あられ豆菓子競ひ三世代
萩須 節子
・「こんにちは」挨拶交わし青き踏む
◆次回の定例句会は、4月8日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「ぶらんこ」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654