活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.1.14)  No.148

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.1.14)  No.148

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2023-1-25 10:45

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・1月の作品の紹介

・1月の兼題は、「鏡餅」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・鏡餅弁天池の石となれ       阿波野青畝
・鏡餅暗きところに割れて坐す    西東 三鬼
・つぎつぎに子等家を去り鏡餅    加藤 楸邨
・家々に鏡餅のみ鎮座せり      桂  信子 
・鏡餅昔電話は玄関に        小川 経舟
・わが闇のいづくに据ゑむ鏡餅    飯島 晴子
・ひび割れをうしろへ廻す鏡餅    嶋田 麻紀  
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・鏡餅話すきなる交番と


岡村 一道

・砂漠に消えしサンテグジュペリ冬銀河


芳村 翡翠

・見渡せば年寄りばかり鏡餅


安西 円覚

・銭湯の番台に在る鏡餅


堀 秀堂

・年ひらく大奉納の鏡餅


中邑 雅子

・使はれぬ部屋にも小さき鏡餅

 
小林 美絵子

・初茜ぼくたちはずっとうたが好き


坂井 百合子

・鏡割揚げるそばから手がのびて


菊池 幸

・冬凪や空と海との境なく


山路 久美子

・はや壁に馴染みて有りし新暦


吉野 かおる

・昨日から家族揃ひし鏡餅


五井 夢
鏡餅とび出せ老体御前が出番

高橋 洋子
元日や少し微笑む昼の月

萩須 節子
偶にしか見上げぬ棚の鏡餅




◆次回の定例句会は、2月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「春の雪」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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