活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.12.10)  No.147

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.12.10)  No.147

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2023-1-1 17:09

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・12月の作品の紹介

・12月の兼題は、「牡蠣」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・牡蠣の口もし開かば月さし入らむ  加藤 楸邨
・牡蠣食へり重たき肩を起こしては  石田 波郷
・生きてゐる牡蠣その殻のざらざらに 山口 誓子
・新しき声出すための酢牡蠣かな   能村登四郎 
・牡蠣食べてわが世の残り時間かな  草間 時彦
・傾ぐ舟牡蠣一連をひきあぐる    中西 夕紀
・牡蠣にレモン滴らすある高さより  正木ゆう子  
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・天空の冬の満月地球見る


岡村 一道

・牡蠣鍋に松島描く浮き菜かな


芳村 翡翠

・牡蠣喰えば金がなくなる洋食屋


安西 円覚

・牡蠣割女仕事後に履くハイヒール


堀 秀堂

・銘銘の牡蠣鍋食うて銀ブラへ


中邑 雅子

・大皿に牡蠣殻を重ね宴果つる

 
小林 美絵子

・父生まれた日山盛り牡蠣フライ


坂井 百合子

・牡蠣飯やこっそり乗せるあと一つ


菊池 幸

・神在す(おわす)稲佐の浜や凪わたり


山路 久美子

・子らの顔思ひ浮かべておでん種


吉野 かおる

・真実を明かすことなく山眠る


五井 夢
むし牡蠣や胃の垣萬と渋りおり

高橋 洋子
過ぎ去りし苦労を自慢冬紅葉

萩須 節子
石垣は雨露受けて石蕗の花[size=lar




◆次回の定例句会は、1月14日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「鏡餅」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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