活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.9.10) No.144
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・9月の作品の紹介
・9月の兼題は、「流れ星」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・星一つ命燃えつつ流れけり 高浜 虚子
・流星の使ひきれざる空の丈 鷹羽 狩行
・死がちかし星をくぐりて星流る 山口 誓子
・流星や音一つなき島の宿 稲畑 汀子
・これほどの星これほどの流れ星 今井 肖子
・星飛ぶや寝ねし我家へ帰りつく 篠原 温亭
・馬の瞳の流星とどめゐたらずや 永島 靖子
・星飛んで離ればなれの我とわれ 東 文津子
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俵木 陶光
・法師蝉明日の命を鳴き尽す
岡村 一道
・風紋を砂場に残す野分かな
芳村 翡翠
・流星群箱根の渓の空深し
安西 円覚
・流星や残業の灯の我照らす
堀 秀堂
・流星や高校天文部活卒
中邑 雅子
・星飛びぬ片わればかりの耳飾り
小林 美絵子
・ゆっくりと回す秋思の化粧筆
坂井 百合子
・ママ今日は流れ星の日なんだよ
菊池 幸
・流星や今日という日はこれっきり
山路 久美子
・星流る想ひを馳せしことひとつ
吉野 かおる
・風に乗る八分音符やけらつつき
荻須 節子
・掛香や母の以外な恋話
関口静安
・弓矢より射たれし空を流れ星
五井 夢
・流れ星夫(つま)は子に初恋話
◆次回の定例句会は、10月8日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「かまきり」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654