活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.6.11) No.142
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・6月の作品の紹介
・6月の兼題は、「紫陽花」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ 橋本多佳子
・花二つ紫陽花青き月夜かな 泉 鏡花
・紫陽花の雨に重さを持ちはじむ 嶋田 一歩
・紫陽花の末一色となりにけり 一茶
・紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野 椿
・あぢさゐのどの花となく雫かな 岩井 英雅
・紫陽花や子を生み終えし高いびき 岩田 由美
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俵木 陶光
・その中に妻の蛍も近づき来
岡村 一道
・大昔紫陽花食べしカメレオン
芳村 翡翠
・七変化海辺の町の理髪店
安西 円覚
・早足のヒールの音や熱帯魚
堀 秀堂
・スイッチバック紫陽花電車かけぬけて
中邑 雅子
・山あぢさゐ濡れつつゆけばけもの道
小林 美絵子
・紫陽花と夜へ向かう子母の留守
坂井 百合子
・もて余す身を横たへし四葩かな
菊池 幸
・ひらひらとただひらひらと竹落葉
山路 久美子
・打ち揃う主なき庭のどくだみや
荻須 節子
・紫陽花やみつけてみたし吾の色
吉野 かおる
・弾け飛ぶ四方山話ビヤホール
◆次回の定例句会は、7月9日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「万緑」「夏木立・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654