活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.11.13) No.137
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・11月の作品の紹介
・11月の兼題は、「虫の声」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・行水も日まぜになりぬ虫の声 来山
・虫の音や夜更けてしづむ石の中 園女
・ゆふ風や草の音になくむしの声 野梅
・虫のこゑいま何欲しと言はるれば 石川 桂郎
・ゆきどまりまで来しわが世虫の声 岸田 稚魚
・鳴く虫のただしく置ける間なりけり 久保田万太郎
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俵木 陶光
・大通り曲ればどつと虫しぐれ
岡村 一道
・虫時雨葬送曲の通夜の庭
芳村 翡翠
・亡き妻と生きて八十路や虫時雨
安西 円覚
・待ちかぬるバス停に聞く虫の声
堀 秀堂
・箱根路の代々守る虫の声
中邑 雅子
・読経にやがて唱和す虫の声
小林 美絵子
・虫の声掌に集めて待つ夜明
坂井 百合子
・大王の眠る古墳や虫の声
菊池 幸
・空に撒く金箔の如銀杏散る
五井 夢
・煎餅の中(うち)に宿りぬ虫の声
◆次回の定例句会は、12月11日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「冬木立」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654