活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.10.9) No.136
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・10月の作品の紹介
・10月の兼題は、「蜻蛉」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・蜻蛉を踏まんばかりに歩くなり 星野 立子
・翅となり目玉となりて蜻蛉とぶ 林 徹
・ヤンマとぶ伊豆南端の屋根の上 飯田 龍太
・蜻蛉がくる蜻蛉の影がくる 藤本 美和子
・空中にとどまるやんま矢のごとし 和田 悟朗
・赤とんぼ夕暮はまだ先のこと 星野 高士
・とんぼうのすいと乗り継ぐ風のあり 伊藤たか子
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俵木 陶光
・とんぼとぶ一本道の尾瀬ヶ原
岡村 一道
・石段に止まる蜻蛉の四分音符
芳村 翡翠
・鬼やんまドラマチックな恋もなく
安西 円覚
・櫓を漕ぐや舳先に止まる赤とんぼ
堀 秀堂
・歌流し蜻蛉の足取り店まわる
中邑 雅子
・空映す蜻蛉の目玉大いなる
小林 美絵子
・蓮の実の粥ほっくりと男所帯
坂井 百合子
・最後の特攻濃緑色の赤トンボ
山路 久美子
・本の山崩して積んで夜長かな
吉野 かおる
・リモートで送る応援運動会
菊池 幸
・石仏は眠り続けて秋彼岸
五井 夢
・とんぼ来いここに石あり虫が飛ぶ
◆次回の定例句会は、11月13日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「虫の声」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654