活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.8.14) No.134
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・8月の作品の紹介
・8月の兼題は、「浴衣」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・老が身の着かへて白き浴衣かな 村上 鬼城
・生き堪へて身に沁むばかり藍浴衣 橋本 多佳子
・借りて着る浴衣のなまじ似合ひけり 久保田万太郎
・少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間 時彦
・貴船路の心やすさよ浴衣がけ 星野 立子
・ひととせはかりそめならず藍浴衣 西村 和子
・張りとほす女の意地や藍ゆかた 杉田 久女
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俵木 陶光
・戻り梅雨縄文人も空見上げ
岡村 一道
・蕎麦啜る浴衣の腕のタトーかな
芳村 翡翠
・気まぐれな風にまとわれ藍浴衣
安西 円覚
・力士着るド派手な柄の浴衣かな
堀 秀堂
・三味の音に浴衣の踊り夜もすがら
中邑 雅子
・湯帷子ほてりたる身のおきどころ
坂井 百合子
・初浴衣ふたり始まるストーリー
荻須 節子
・花柳の浴衣ざらへや出番待つ
山路 久美子
・浴衣着てちよつと内股日暮れ路
吉野 かおる
・石段を上る浴衣の裾さばき
五井 夢
・モンローをきどりし浴衣風の芸
菊池 幸
・夕闇や浴衣干されて風に舞ふ
◆次回の定例句会は、9月11日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「十六夜」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654