活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.7.10) No.133
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・7月の作品の紹介
・7月の兼題は、「夏の夜」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・夏の夜や崩れて明けし冷しもの 松尾 芭蕉
・夏百夜はだけて白き母の恩 三橋 敏雄
・会ひて安し夏の夜母の横坐り 村越 化石
・夏の夜のふくるすべなくあけにけり 久保田万太郎
・夏の宵うすき疲れのさざ波に 平井 照敏
・シアターのはねしざわめき夜半の夏 小川 涛美子
・夏の夜やカラオケバーに乳母車 平田 桐子
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俵木 陶光
・雨音の静かにやみし夏の夜
岡村 一道
・沢音を聴きつロビーの心太
芳村 翡翠
・やわらかなチェロの音色や夏の宵
安西 円覚
・昆虫記一気に読むや夏の宵
堀 秀堂
・コロナ禍の不夜城ながめ夏の夜
小林 美絵子
・夏の夜の栞の中の青い蝶
中邑 雅子
・書きかけの手紙そのまま夏の夜
坂井 百合子
・若者の路上飲み会夜半の夏
荻須 節子
・幽霊も聞いてるかも夏の夜は
山路 久美子
・風知草我に教へし君逝きぬ
吉野 かおる
・リプレイでまたホームラン夏の夜
村林 小枝子
・夏の夜耳なり続く蝉のごと
菊池 幸
・荒梅雨や海の街のむ山津波
◆次回の定例句会は、8月14日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「浴衣」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654