活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.5.8) No.131
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・5月の作品の紹介
・5月の兼題は、「夏燕」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・髪に櫛とほりよき朝夏燕 鈴木真砂女
・むらさきのこゑを山辺に夏燕 飯田 蛇笏
・夏つばめ喪服つぎつぎ山路より 飯田 龍太
・小気味よく艇庫を抜けし夏つばめ 能村 研三
・雲にまだ雨つぶ残る夏燕 いのうえ かつこ
・夏つばめちちはは小さき家に住み 松葉 久美子
・汐路来し喉の白さよ夏燕 大塚 さよ子
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俵木 陶光
・国分尼寺金堂礎石夏燕
岡村 一道
・勝ち名乗り受くる小兵や夏つばめ
芳村 翡翠
・若き日の海辺の町や夏燕
安西 円覚
・夏つばめ忘れ傘ある駅舎かな
片山 朝陽
・夏燕今日の高さで飛び回わり
堀 秀堂
・夏燕人を味方の雛育て
小林 美絵子
・頁繰る少年の指夏つばめ
中邑 雅子
・朝風に軽く乗りたる夏つばめ
坂井 百合子
・幼子を前後に乗せて夏燕
荻須 節子
・宿場町杉玉掠め夏燕
山路 久美子
・夏燕低く飛び交ひ明日は雨(ふるひいな)
吉野 かおる
・亡き城の門を潜りし夏つばめ
村林 小枝子
・声変り旅支度なりや夏燕
五井 夢
・旅立ちはお一人さまで夏燕
菊池 幸
・柿若葉一人一人の門出あり
◆次回の定例句会は、6月12日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「向日葵」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654