活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.4.10)  No.130

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.3.4.10)  No.130

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2021-4-20 15:11

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・4月の作品の紹介

・4月の兼題は、「夜桜」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚


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・夜の桜うしろに暗き崖懸る     加藤 楸邨
・夜桜やうらわかき月本郷に     石田 波郷
・想像のつく夜桜を見に来たわ    池田 澄子
・夜桜に寄せオートバイまだ熱し   奥坂 まや
・夜桜の灯の消えし奈落かな     土屋 秀穂
・夜桜を見て横丁の三ノ輪線     両角 玲子
・夜桜や宴に一品持ち寄りて     小川 守               


                                                                          〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俵木 陶光

・夜桜やバスを降りたる僧一人


岡村 一道

・白雲流る夜行列車の桜かな


芳村 翡翠

・さくら咲きあふれて夜の箱根山


安西 円覚

・夜桜やきんつばと茶を手元置き


片山 朝陽

・花冷や黒板のすみ残る文字


小林 美絵子

・夜桜を寝台の君よく見たか


中邑 雅子

・篝火に映えて一樹の桜かな

 
坂井 百合子

・夜桜の舞ふ団地へと帰りたる


荻須 節子

・露天より見上る桜月抱いて


山路 久美子

・童顔ままに古希越ゆ古雛
(ふるひいな)

吉野 かおる

・桜降るよく眠る子の乳母車


村林 小枝子

・夜桜に亡き人しのぶ神田川


五井 夢

・桜みなよせてかえして溺れ月


 
◆次回の定例句会は、5月8日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター
  兼題は、「夏燕」・「当季雑詠」で3句提出


◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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