活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.11.14) No.126
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・11月の作品の紹介
・11月の兼題は、「湯豆腐」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・湯豆腐の一と間根岸は雨か雪 長谷川かな女
・湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎
・湯豆腐や男の歎ききくことも 鈴木真砂女
・湯豆腐の崩れ易しや遠きデモ 鍵和田釉子
・湯豆腐の踊りはじめを先ず掬ふ 佐々木由紀子
・湯豆腐や差し向かひといふ幸不幸 安藤 美保
・湯豆腐の湯気の中なる三世代 増田みな子
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俵木 陶光
・湯豆腐や石垣高き熊本城
岡村 一道
・時刻表机に眠り迎ふ冬
芳村 翡翠
・湯豆腐が踊り始めて夜も更ける
安西 円覚
・込み入った話止め先づは湯豆腐
堀 秀堂
・田子の浦久し湯豆腐永久の景
小林 美絵子
・手の手術終え立冬の二重虹
中邑 雅子
・湯豆腐や山の名の酒そばに置き
坂井 百合子
・くつくつと一人湯豆腐夜は更けて
菊池 幸
・湯豆腐のほぐれて母の小言止む
荻須 節子
・叔父たちと湯豆腐食べた南禅寺
山路 久美子
・枯尾花競ひ合ひたる泡立草
吉野 かおる
・インバネス太宰が降りた三鷹駅
村林 小枝子
・湯豆腐や寒さ忘れて向かい鍋
◆次回の定例句会は、12月12日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「寒月」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654