活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.8.8) No.123
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・8月の作品の紹介
・8月の兼題は、「茗荷の子」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・日は宙にしづかなるもの茗荷の子 大野 林火
・朝市や地べたに盛りて茗荷の子 西山 誠
・茗荷の子くきと音して摘まれけり 藤木 俱子
・茗荷汁にうつりて淋し己が顔 村上 鬼城
・飽食の果ての一菜茗荷汁 野見山ひふみ
・茗荷汁ひらきなほりし物忘れ 村田 佳寧子
・飼猫をほうと追ひやる茗荷採り 藤田 黄雲
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俵木 陶光
・夏惜しみ山を見てゐるウイスキー
芳村 翡翠
・こりや何よ子に問われたる茗荷の子
安西 円覚
・ママチヤリのぶいぶい行くや大西瓜
片山 朝陽
・かぐや姫探す眼や月涼し[size=large]
堀 秀堂
・茗荷の子摘む母の背目に浮び
小林 美絵子
・星々が等しく照らす茗荷の子
中邑 雅子
・茗荷の子摘みてこだわりの酒酌まむ
坂井 百合子
・巣立つ子を見送り刻む茗荷の子
村林 小枝子
・焼茗荷コバルト広き今日の空
五井 夢
・半夏生総苞(そうほう)映せる手鏡前に
荻須 節子
・白絣パイプ銜えて地下のバー
山路 久美子
・夕間暮土撫でさがす茗荷の子
尾崎 すず野
・自転車の少年唄ひつつ晩夏
吉野 かおる
・籐椅子に夢の続きを託したり
◆次回の定例句会は、9月12日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「爽やか」・「当季雑詠」で3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654