活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.1.11) No.119
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・1月の作品の紹介
・1月の兼題は、「雑煮」・「当季雑詠」で3句です。
出題:安西 円覚
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・揺らげる歯そのまま大事雑煮食ふ 高浜 虚子
・ひそひそと雑煮食ひたる夫婦かな 尾崎 紅葉
・患者診しあとの雑煮となりにけり 下村 ひろし
・やはらかに生き熱く生き雑煮餅 林 翔
・物足りてこころうろつく雑煮かな 金子 兜太
・山々の高くぞありし雑煮かな 石田 勝彦
・馴染むとは好きになること味噌雑煮 西村和子
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俵木 陶光
・初日の出天の岩戸を開けるごと
岡村 一道
・百人一首詠む元日の声一つ
芳村 翡翠
・パプリカの雑煮を食べて春が来た
安西 円覚
・右手にマイク左手に猪口吹雪の夜
片山 朝陽
・箱根路や襷でつなぐ初景色
堀 秀堂
・永らえて四代女性の雑煮食む
小林 美絵子
・雑煮椀ふた手を添えて三歳児
中邑 雅子
・ふるさとを遠くに置きて雑煮椀
坂井 百合子
・思春期の黙々と食む雑煮かな
村林 小枝子
・一人いて四角な雑煮わが雑煮
五井 夢
・月うさぎ臼搗く杵に虹の餅
荻須 節子
・ウルトラマン戦い終えて雑煮食う
菊池 幸
・竹林に風そよがせて年明くる
山路 久美子
・ゲレンデに響く花火や去年今年
吉野 かおる
・雑煮椀向かひし夫も畏まり
尾崎 すず野
・ちぎれては闇にぶつかるどんどの火
◆今回は「私の一句」はお休みします
◆次回の定例句会は、2月8日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「寒の字の入ったもの一切」・「当季雑詠」の3句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654